帰ってきた生徒会長の巻
つるぎ「味噌団子ぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!」
つるぎ「どこにいった!!!!!!でてこい!!!!!!!!貴様というやつは!!!今度という今度は絶対に許さないぞ!!!!!!!!!!」
だんご(許したことなんか一回もあらへんやんけ!!あのボケが…!!!)
だんご「まあいいや、もうここまできたらわからへんやろうしおうちかえろーっと」
???「これ!そこの!」
だんご「ン」
???「西地永区九番女子高等学校というのはここで間違いないのだな?」
だんご「は??」
だんご「誰やねんおまえ…」
???「こっちが先に聞いておるのじゃ!質問に答えよ!!」
だんご「そやけど…」
???「おー!そうであったか!ご苦労であった下がって良いぞ」
だんご「あんなー?お嬢ちゃーん、ここはぁ、女子校やね~ん ここはぁウチみたいな大人のレディだけが通える所やね~ん だからぁ、お嬢ちゃんみたいなちんちくりんなクズガキははよ小学校に帰ろうな~」
???「ほう、わざわざ忠告をしてくれるとは、礼を言っておく」
だんご「うんうんうん、だから早くウチの前から消えてな~」
つるぎ「そこにいたか味噌団子ぉ!!!!!!!!待っていろ!!!今私が…うっ…!?」
だんご「うげっ!!みつかってもうたやんか…!」
???「おお、つるぎか!見ないうちに凛々しい顔つきになったようじゃな!」
つるぎ「つ、都々ノ宮(つつのみや)さま…い、いつお帰りになられたのですか…!?」
つつのみや「ついさっき帰国したのじゃ!向こうの留学先は中々たのしめたぞ!」
だんご「なんやあんたら知りあいかいな」
つるぎ「バカモノォ!!!この御方は都々ノ宮 寿々(つつのみや じゅじゅ)さま!!!!我がJ女子の生徒会長だ!!!!!」
だんご「せ、生徒会長…!?こ、このガキが…?」
つるぎ「ガキではない!!私達と同じ18歳だ!!!!ちょうど去年に英国の超名門校であるブランドン女子校に留学なさっていた超エリートなのだぞ!!!」
だんご「を、を~…」
じゅじゅ「これ、つるぎ!じゅじゅは校内の様子が知りたい!案内しながら状況などを説明せい!」
つるぎ「わ、私でよろしいのですか もしよければ私のような頭でっかちより校内情勢に詳しいものをお呼びしますが…」
じゅじゅ「じゅじゅはお前でよいというとるのじゃ!モタモタするでない!じゅじゅはせっかちなのじゃ!!」
つるぎ「は、はぁ…」
じゅじゅ「…風の便りによると、なんでも同性愛者の生徒が愛人を作って自宅の豪邸で淫らな行為に勤しんでいるだとか、不良まがいの生徒等が徒党を組んで愚連隊めいた行為をして校内を荒らしているだとか、怪しげな生物実験の研究に直接生徒を用いて人体実験をしている過激な生徒がいるだとか、色々聞いておるがのう…」
つるぎ「は…はっ!?そ、そうなのでありますか!?このつるぎ、節穴でございました!!風紀粛清に取り組みたいと存じます…!!」
じゅじゅ「バカモノ、それをいうなら綱紀粛正だわ、その上意味も若干違っておるぞ」
つるぎ「お、恐れいります…!!」
じゅじゅ「ん」
じゅじゅ「ちょうどよい!あそこの生徒に直接聞いてやる!もうお前みたいな無能は頼りにならん!おーい、そこの!!」
つるぎ「うっ…!!そんな…無能だなんてぇ…」
だんご「いや…つーかあれって…」
じゅじゅ「これそこの!ちとまたれ!」
くろ「む」
じゅじゅ「これ、このじゅじゅが誰だかわからぬわけではあるまいな?」
くろ「知らない」
じゅじゅ「ほうそうか、まあよいわ、じゅじゅはこのJ女子生徒会長であるからして、要するに偉いのじゃ 今からじゅじゅの言う質問に答えよ よいな?」
くろ「やだ おうち帰るの」
じゅじゅ「そう時間はとらせぬ!じゅじゅの言うことを聞け」
くろ「うるさい 私お前嫌い あっちいけ」
じゅじゅ「ほ、ほう…!!い、いいたいことを言うやつじゃな…!気に入った!じゅじゅの右腕にならぬか?そなたならいい働きをしてくれそうじゃ…!」
くろ「私、しつこいの嫌い…!」
パチンッ
バシャアアン!
じゅじゅ「ぎゃっ!!!!」
つるぎ「つ、都々ノ宮さま…!ご、ご無事ですか…!?」
じゅじゅ「く…!面妖な…!!どうやらこの学校には解決すべき問題が山積みのようじゃな…!!」
だんご「くろちゃ~ん、お金貸して~ ウチ今月やばいねんよ~」
くろ「無理 お金返さないだんごも嫌い」
だんご「え~」